- 概要 -
愛情とは、何が子供の為になるのかを考え、手助けしてやりたくても我慢をし、ある程度までは見守ったり、親の考えを押し付けすぎずに接して心を通わせつつも自立を促すもの。過保護とは、失敗して子供が傷つかない様に色々親が先回りをして準備を行いすぎたり、子供が学ぶ機会を奪い、猫可愛がりして子供の言う事を聞きすぎたりと自立を妨げるもの。
- 詳しい解説 -
愛情とは、どの様にすれば子供の為になるかを考え、子供に安心感を与えつつ、少しずつ自立を促していく事である。多少の危険や失敗する可能性があっても、ある程度の範囲であれば子供にやらせてみて、失敗してもそれを良い経験であったと認めて包み込んでやり、また次挑戦する意欲が湧く様にしてあげる事。また、多少理想通りに育たなくても、人の道を外れない限りは、そのありのままの子供を認める事。
過保護とは、子供を過剰に可愛がったり心配をして、少しでも子供に危険な事が無い様に、転ばない様にと先回りをして、子供が歩く道を親が無理矢理決めたり、道の先の小石を全て親が除去してしまう様な事を言う。少しで心配な事があれば、じっと耐えて見守る事はしない。また、いつまで経っても赤子の様に身の回りの世話をしてやったり、子供に言われるがまま物を買い与えたりして甘やかす事等で、子供の為とやる事が過剰で、子供の自立心や能力、判断力を養う事を妨げる行為。