くすみと色素沈着の違い

くすみと色素沈着の違い

くすみと色素沈着の違い

- 概要 -

くすみとは、血行不良や肌荒れなどで顔色が均一ではなくムラがあり、透明感が失われた様な肌の状態の事で、色素沈着とは肌が刺激を受ける事によってメラミン色素が過剰分泌され肌に定着し、肌の一部が褐色や黒褐色を帯びてしまっている事。

- 詳しい解説 -

くすみとは、肌の色が全体的に優れず、透明感やつやが無い肌の状態の事である。医学的にくすみというものが存在する訳ではない。くすみの原因は、血行不良が主で、肌の色味が暗くなってしまうせいだったり、他には肌荒れによって肌のキメが乱れて小さなでこぼこがある様なガサガサした感じになった事で、光を均等に反射しなくなる事も見た目が悪くなる原因である。メラミン色素が沈着しているせいで肌全体のトーンが落ちる事も、くすみの原因となる。

色素沈着とは、肌が紫外線や虫刺され、かみそりやナイロンタオル等の刺激を受ける事により、メラミン色素と呼ばれる色素が生成され、細胞に定着してしまう事により肌が黒ずんで見える事である。日焼け等では一時的なもので、肌が生まれ変わる際に時間をかけて元の肌色に戻る事が出来るが、定期的にかみそりでムダ毛処理をしていたりナイロンタオルで毎日体をこすっていると、いつまでたってもメラミン色素が生成され続けて慢性的に色素沈着が起こる。色素沈着はくすみの原因の一つである。