- 概要 -
経費とは、事業を行う上でかかってしまう費用の事で、広告宣伝費や人件費等である。資金とは、事業を運営するにあたり使用する事が出来るお金の事である。
- 詳しい解説 -
経費とは、事業を運営するに当たりかかってしまう、または売り上げを上げる為に必要な諸費用の事である。例えば、人件費や材料費、広告宣伝費に消耗品、通信費、水道光熱費等のこと。企業では無く個人事業主で自宅をオフィスとして使用していれば、家賃の何割かを経費として計上出来たりする。経費が多いと、その分納める税印が少なく済むというメリットがある。ただ、同時に運営資金(キャッシュ)も減るので経費の使い過ぎには注意が必要である。
一方資金とは、事業の元手となるお金の事である。経営を回す「運転資金」や、物を作ったり売ったりする為の設備を作ってメンテナンスをする「設備資金」等の事。銀行に融資を申し込む際には、資金目的を明確にしたものを提出し、承諾されなくてはいけない。会社を立ち上げるに当たり、資金を両親等からもらった場合は税金がかかり、借りた場合は税金がかからない。資金は、売り上げを上げる為だけでなく、様々な目的に使う為のキャッシュであり、経費の様な制限は無い。経費は資金の中から出される物である。