質と品質の違い

質と品質の違い

質と品質の違い

- 概要 -

質とは、そのものの良さや悪さ、傾向などを示したものの事で、品質とは、その品が目的を十分に果たし得るだけの状態を備えているかどうかという事。

- 詳しい解説 -

質とは、そのものの良さや悪さ、傾向などを示したものの事で、主に品質を問う場合等に使われ事が多い。使い方としては「バイキングは質より量(高級料亭の様な品質の料理は求めず、とにかくB級でも良いから沢山食べたい)」といったものである。また、物をその物たらしめる中身の事を言う事もある。例えば品質、性質、体質、材質、水質・・・等である。

一方品質とは、その品がその品の使用目的を十分に果たす事が出来るだけの状態や質を備えているかという事である。安心安全で、異物が混入していたり、すぐ壊れたりする事のない物を品質が良い、と言う。逆にすぐ壊れたり見た目が顧客の要求通りでなかったりすると、品質が悪いとされる。壺などの芸術品は、すぐ割れたり壊れやすいが形や質感、着色が美しく良い仕事がなされていれば品質が良いとなる。品質の基準は人それぞれであるが、おおむね品質の良い物は高く、品質の悪い物は混ぜ物が多かったり粗雑な作りのくせに高かったり、逆に相応の値段であったりする。