減速と失速の違い

減速と失速の違い

減速と失速の違い

- 概要 -

減速とは、速度を落としていく事を言い、失速とは飛行機等で翼の揚力が急に失われて危険な状態の事である。

- 詳しい解説 -

減速とは、速度を落としていく、速度がまたは落ちていく事である。例えば、「車のスピードを時速50キロまで減速する」や「急な曲がり角は減速しないと曲がりきれない」といった使い方をする。どちらかというと、勝手に速度が落ちていくと言うよりは、自ら速度を落とす時に使われる言葉である。

一方失速とは、飛行機などの翼の揚力がトラブル等で急に失われてしまったり、そうなってしまった後の状態の事である。減速は徐々に、操縦、運転する者の意志で行うイメージで、失速は操縦者が意図せず起きてしまう急なで大きな減速というイメージで使われる。飛行機以外でも、スポーツやビジネス等の場面において「ゴール付近まできて失速してしまった」「勢いに乗っていた企業が今年は軒並み失速している」といった使い方もする。