芝と柴の違い

芝と柴の違い

芝と柴の違い

- 概要 -

芝とは、日本各地に自生している背丈の低い草の事で、柴とは背が低く枝が細い雑木の総称で、それらの枝を集める事を柴刈りと言う。

- 詳しい解説 -

芝とは、日本各地に自生している背丈の低い草の事で、グラウンドカバーとして、一般家庭や公園等で利用されたり、ゴルフ場でよく使われている。野芝、高麗芝、姫高麗芝等の種類があり、その土地や用途にあった品種が選ばれ植えられている。芝刈りと言えば、芝の長さを短く整え、美しく見せる事である。手動や電動の芝刈り専用の機械が沢山開発されている。

一方柴とは、主に山野に生える背丈の低い雑木の総称である。家屋の垣根や目隠し等にも利用される。具体的にこの品種の事、という決まりはなく、あくまで総称であるが、おおよそ該当するのがツツジ科の灌木(かんぼく。低い木の総称)である。昔話でよく出てくる「おじいさんは山に柴刈りに」というのは、この様な背丈の低い木の枝を折ったり拾ったりして集め、家に持ち帰り、たき火等にする為であったと考えられる。