海人(うみんちゅ)と島人(しまんちゅ)の違い

海人(うみんちゅ)と島人(しまんちゅ)の違い

海人(うみんちゅ)と島人(しまんちゅ)の違い

- 概要 -

海人とは、沖縄の言葉で、主に漁師の事を指して言うものであり、島人とは、こちらも同じく沖縄の言葉で、島に住んでいる人の事を指す言葉である。

- 詳しい解説 -

海人とは、沖縄の言葉で「うみんちゅ」と発音し(または、ウミアッチャーとも呼ばれる)、主に漁師等、海に関わる仕事で生計をたてている人の事を意味する言葉である。かなり広義では、海が好きだったり、海でよく遊んでいる人や、海の様な心を持っている人も含まれる。

一方島人とは、沖縄の言葉で「しまんちゅ」と発音し、島に住んでいる人々という意味であり、つまり沖縄の人の事を指している事が多い。奄美も含まれる場合があるが、奄美の場合は「しまっちゅ」と言う。かなり広義で見れば日本全体が島国である為、日本人なら誰でも島人と言えてしまえそうだが、そこは文化や血統が重視されるので、島人とは言えない。ちなみに沖縄の人は、自分達沖縄民を「うちなーんちゅ」と呼び、沖縄外からの日本の観光客を「ナイチャー」と呼び区別している。