指紋と掌紋の違い

指紋と掌紋の違い

指紋と掌紋の違い

- 概要 -

指紋とは、指の頭の内側にある隆線がつくる模様の事を言い、掌紋とは、手のひらにある隆線がつくる模様の事である。

- 詳しい解説 -

指紋とは、指の頭の内側にある隆線がつくる渦巻き、あるいは山形や流れ状の模様の事、もしくはその跡がどこかに残っている物の事である。印鑑の無い時代から指紋を大事な書類に血をインク代わりとして残していた。これは指紋が一生変わらず、個人個人で違いがあり、他人と完全に一致する事がないからである。

一方掌紋とは、手のひらにある隆線がつくる模様の事である。掌紋も指紋と同様に成長しても変わることなく、また他人と完全に一致する事はない為、個人を識別するのに利用されている。ただ、指紋の方がデータが少なく読み取りもしやすい為、個人識別という点では指紋の方が利用されている。

顏認証は双子であったり、顔写真でもOKとなってしまったり問題も多いので、まず他人に写真を撮られる事は無いであろう指紋や掌紋の方が機械で判定する場合は安全である。親子鑑別にも用いられるが、あまり実用的では無く、その場合はDNA鑑定の方が一般的である。