株式会社と社会福祉法人の違い

株式会社と社会福祉法人の違い

株式会社と社会福祉法人の違い

- 概要 -

株式会社とは、株式を公開し、それを投資家が購入し、その代金を資本として営利目的で運営する会社の事で、社会福祉法人とは、社会福祉を行う民間企業の事で、非営利目的の団体である。

- 詳しい解説 -

株式会社とは、会社設立と共に株式を公開し、投資家等が購入した株の代金を資本として、営利目的で運営している会社の事である。業種は販売、製造、サービス等様々である。会社に利益が上がれば株価が上がって株主も儲かり、会社が事業を失敗したりして株価が下がれば、株主も損をし、最悪数千万の株券がただの紙切れになってしまう事もある。

一方社会福祉法人とは、児童福祉施設や高齢者福祉業といった社会福祉に関する事業のみを行う、非営利目的で運営される団体の事である。この様に株式会社とは違って事業内容に制限があるが、本来自治体が行わなければいけない福祉の一部を担っている事もあり、条件があるが法人税が一部を除き非課税である。設立は株式会社が一人からでも出来るのに対し、社会福祉法人は理事や監事、評議員等、それなりの人数が必要となる。