集音器と補聴器の違い

集音器と補聴器の違い

集音器と補聴器の違い

- 概要 -

集音器とは、全ての音を大きくして耳に伝える機械の事で、補聴器とは同じく聴力に問題のある人が使用する物で、その人が聞こえにくい音のみを大きくして伝える医療器具の事である。

- 詳しい解説 -

集音器とは、耳が聞こえにくい人が装着し、全ての音を大きくして耳に伝える機械の事である。管理医療器具としての基準を満たしてはいない為、医療器具では無い。その為、補聴器に比べると比較的安価で購入する事が出来る。しかしその分、機能が十分でなかったり、アフターサービスが乏しいなど、長期使用する際に問題が発生する事もある。決して補聴器の廉価版という訳では無いので注意が必要である。

補聴器とは、聴力に問題のある人の為に作られた医療器具である。補聴器として販売されている物は、全て厚生労働省に医療器具として認められた製品である。基準を満たさなかった物は、「助聴器」「集音器」として販売されている事もある。補聴器は騒音の中でも必要な音だけを大きくしたり、必要以上に音を大きくしたりして負担にならない様にしたり、ハウリングを防止したりといった様々な機能が搭載されている為、非常に高価である。その分アフターサービス等は充実しているメーカーが多い。