集積回路と半導体の違い

集積回路と半導体の違い

集積回路と半導体の違い

- 概要 -

集積回路とは、ICとも呼ばれ、小さな基板上に複数の回路素子を高密度に組み込んだ回路の事で、半導体とは、ある時は導体(電気を通す)になり、ある時は絶縁(電気を通さない)になったりするアルミニウムの様な物の事を言う。

- 詳しい解説 -

集積回路とは、IC(アイシー)とも呼ばれ、小さな基板上に複数の回路素子(抵抗器やコンデンサー等)を高密度に組み込んだ高度な回路の事である。身近な所では、フラッシュメモリやパソコンのCPU、炊飯器や洗濯機に冷蔵庫等、様々な物に組み込まれている。

一方半導体とは、ある時は導体(電気を通す)になり、ある時は絶縁(電気を通さない)になったりするアルミニウムやシリコン、ゲルマニウム等の様な物の事を言う。主に低温だと電気を通さず、高温になると電気を通す様になる。これは、半導体が温度によって抵抗率が変化する為である。IC等にも利用されている為、一般的にICやダイオード、トランジスタ等の電子部品をまとめて半導体と呼んでいる。ICは半導体(の一種)であるが、半導体はICとは限らない。