横領と収賄の違い

横領と収賄の違い

横領と収賄の違い

- 概要 -

横領とは、他人または公共の物(金)を、自分のものとしてしまうことで、収賄とは賄賂を受け取って便宜を図る事を言う。

- 詳しい解説 -

横領とは、他人や公共の物やお金を、自分のものとしてしまうことである。そのまま懐に入れて一切使用していなくても横領で、れっきとした犯罪行為である。横領事件はとても多く発生しており、横領した本人のモラルだけの問題を超えて、横領してしまえる様な管理体制や、そもそも横領をする様な者を金銭を管理出来る立場に配置した会社の管理責任も問われることになり、イメージダウンは避けられない。

一方収賄とは、賄賂(わいろと呼ばれる秘密裏に渡される、主に金銭の事だが相手の欲を満たせば良いので異性関係等も含む)を受け取って、見返りとして不正に相手の便宜を図ってやる事である。逆に賄賂を贈る事を贈賂と呼ぶ。公務員の場合公正な職務を行う事が義務であり、企業から賄賂を受け取ってその企業に仕事を依頼したり、例え見返りを用意しなかったとしても賄賂を受け取った時点で罪に問われる。