基礎と初歩の違い

基礎と初歩の違い

基礎と初歩の違い

- 概要 -

基礎とは、物事の土台となる部分の、大もとの事を言い、初歩とは学問や芸事の、技術等の学び始めの段階の事である。

- 詳しい解説 -

基礎とは、建物や、人の技術や学びにおいて、その上に更に知識や技術を積み重ねる為の大事な土台となる大もとの事である。基礎がしっかりしていないと、その後どれだけ知識や技術を身に着けようとしても、うまくいかなかったり、理解出来なかったり、時間をかけても他のライバルにどんどん抜かされていく等、問題が起きやすい。建物であれば、上にどんな素晴らしい建物を建てても、少しの事ですぐ全壊したり傾いたりしてしまうのと同じである。

初歩とは、学問や芸事、技術等の学び始めの段階の事である。初心者でもとっつきやすく分かりやすい、簡単な部分や、これから大切となる基礎的な部分等を指す。簡単な事、物事の最初の段階という意味で、「初歩的なミスをしてしまった」「初歩的な質問なのですが」といった使い方をする。基礎との違いは、基礎は最初から始めるが、今後もじっくり精度を上げていく大切な土台であるのに対し、初歩は比較的誰でも入りやすい簡単な部分で、土台という程の事は無い点である。