信書便と郵便の違い

信書便と郵便の違い

信書便と郵便の違い

- 概要 -

信書便とは、「信書」と呼ばれる特定の個人に宛てた書類等を送達する事業の事で、荷物は含まない。郵便とは、手紙やはがきの様な信書や、荷物等を宛先の人に届ける事業の事。

- 詳しい解説 -

信書便とは、はがきや手紙といった、特定の個人宛ての書面である「信書」を宛先の人の元に送達する事業の事である。信書は、他に請求書や証明書、結婚式の招待状等、特定の受取人に対して差出人の意思や事実を通知する文書の事で、カタログパンフレットや新聞、カレンダー、プリペイドカード等はこれに該当しない。一般信書を扱うには、全国にポストを10万本設置しなければいけないなど決まりが厳しく、民間にも事業を展開するよう法が定められたものの、実質的に日本郵便公社の独占状態となっている。特定信書便と呼ばれる、大型、もしくは高価格、または3時間以内に送達義務がある物は、多くの業者が参入しているが、その多くはバイク便となっている。

郵便とは、はがきや手紙といった信書や、信書に該当しない書類や荷物等を宛先人へと届ける事業の事である。または郵便物の略称。信書便も郵便の一種である。定形郵便や定形外郵便、通常ハガキ、往復ハガキ、ゆうパクやエアメール等の様々な種類があり、距離や形式、重さに応じて値段が変わる。荷物や特定信書便以外は、ほぼ郵便公社の独占状態である。