- 概要 -
整形外科とは、骨格や神経などの異常を正したり、悪くなるのを予防したりする外科の一分野で、美容整形とは健康とは関係無く、一重を二重にする等の美感を元に行う手術の事。
- 詳しい解説 -
整形外科とは、骨格や神経、関節、筋肉等の異常を正常な状態に戻す事を目的とした外科の一分野である。骨折や脱臼、肩こりや膝の痛み、首の痛みと言った神経痛等で通う患者が多く、症状に合わせて投薬や電気治療、手術やリハビリを行っている。
一方美容整形とは、痛みを治したいとか、動きが悪い所を良くするといった生活する上で困った部分の治療をするのではなく、ただただ見た目を良くする為に行う手術の事である。健康上は全くいじる必要は無いが、例えば「一重を二重にして目がパッチリ大きく見える様にしたい」「胸を大きくしたい」「痩せて見える様に脂肪を減らしたい」といった場合に、健康な体にメスを入れて見た目を変えるのが目的である。身体を治すどころか異物を入れたりするので、健康の面で言えばしない方が良いが、その人のコンプレックスを取り去って術後は変わった様に自信を持って生きていける人がいる等、ある種心の治療ともなっている。見た目を良くするといっても、火傷跡を綺麗にしたりするのは形成外科であり、美容整形ではない。