精白米と精米の違い

精白米と精米の違い

精白米と精米の違い

- 概要 -

精白米とは、精米を行って完全な白米にする事を言い、精米とは玄米の状態から「ぬか」を取り除く工程の事である。

- 詳しい解説 -

精白米とは、精米機等を使って精米を行い、糠(ぬか)と胚芽を完全に除去し、完全な白米(胚乳のみの状態)にする事である。味は完全に精米した精白米が美味しいと言われており、麦や雑穀と比べて銀シャリと呼ばれる事もある。しかし、精米する過程でビタミンやミネラル、食物繊維等もそぎ落とされてしまう為、玄米に比べると栄養は全体的に落ちてしまう。

精米とは、玄米の状態から糠を取り除く工程の事である。精米という米がある訳ではない。完全に精米したり、何割か糠を残したりする事もある。お米は精米した瞬間から鮮度や味が急激に落ちていく為、田舎では茶色い米袋に入った玄米を、自分で精米機に通して精米して食べる習慣があるところが多い。場所によってはコンビニや自販機と同じ、もしくはそれ以上に精米機が設置されている所もある。