声量と肺活量の違い

声量と肺活量の違い

声量と肺活量の違い

- 概要 -

声量とは、その人が出せる声の大きさや分量の事で、肺活量とは息を限界まで吸い込んでから吐き出せる空気の量の事である。

- 詳しい解説 -

声量とは、その人が出せる声の大きさや分量の事である。声量があると歌を歌う時に、声が力強く高音もしっかり出せたり、より感情豊かな表現が出来るといったメリットがある。現代ではマイクがあるので、別に声量は必要ないと思われるかもしれないが、声量が無いとマイクを通した時に綺麗な音より汚い音がより目立って拾われてしまい、美しい表現が難しくなってしまう。一定以上の声量があれば、綺麗な音がよく出てマイクもそれをよく拾う為、マイクを通さない時と同じ様な美しい表現が出来る。

肺活量とは、息を限界まで吸い込んでから吐き出せる空気の量の事である。身長や体格等によって個人差がかなり大きい。肺活量が上がると、長く息を止める事が出来たり、運動をする際に酸素を多く取り込める為、息苦しくなりにくい、楽器演奏や歌を歌う時等に、大きい音を長く伸びやかに出す事が出来たりと、様々なメリットがある。肺活量が多いと声量にも多少影響を与えるが、声量はその他にも呼吸法や発声法等が関係してくる為、肺活量=声量とはならない。