損害と被害の違い

損害と被害の違い

損害と被害の違い

- 概要 -

損害とは、事故や災害等によって受ける、金銭や物質的な損失、不利益の事を言い、被害とは損害や被害を受ける事である。

- 詳しい解説 -

損害とは、事故や災害等によって受ける、金銭的な損失や物理的な損失、不利益の事である。災害や他人から与えられる損失以外に、自らの意志で行って損をしてしまった場合も含まれるのが特徴。例えば、先物取引や株取引に手を出して失敗し、金銭を失う事等である。

一方被害とは、物理的または精神的にダメージを受ける事や、詐欺や窃盗等により金銭的に損害を受ける事も含まれる。または受けた損害や危害そのものを指す。被害を受けた人の事を被害者と呼び、被害を与えた物を加害者と呼ぶ。被害状況、被害総額、液状化被害、台風の被害をまのがれる、といった使い方をする。損害とは違い、他人や天災等、自分以外の物によって受けたダメージの事のみを指す。被害を受けた事に対して賠償を求める場合でも、被害賠償ではなく損害賠償と言う。