正義と大義の違い

正義と大義の違い

正義と大義の違い

- 概要 -

正義とは、正しく秩序があり、道徳的な正しい道や行いの事を言い、大義とは、お世話になった人や国の為に行動をする事や、人として守るべき道等の事である。

- 詳しい解説 -

正義とは、善い行いや正しい行為等、道徳や秩序に忠実な行いの事や、人の道にかなった正しい事である。馴染みがある正義といえば、例えば正義のヒーロー、正義の味方といった様に、善良な人々を苦しめる悪いものを懲らしめ、人々を苦難から救う事等を正義とする。何が正義かは、個人の立場や環境、教育等によって変わってくる。根本的には、事実がどうであれ、その人個人が正しいと信じた事が正義である。

一方大義とは、自分が所属している団体や、仕えている相手または親や恩人等の利益になったり、その団体や上の者が正しい、良い事と思っている事を、自分も良い事なのだと信じて、行動すべき道の事である。正義が個人の価値観による物であるのに対し、大義はその人のおかれた環境や立場によりほぼ強制的に課せられる物である。また、正義とは違って、大きな目的がある場合やお世話になった人の味方でいる為に、それが悪い行いであったり道義に反するような事でも実行に移す事がある。