炊き込みご飯とピラフの違い

炊き込みご飯とピラフの違い

炊き込みご飯とピラフの違い

- 概要 -

炊き込みご飯とは、具材や調味料を、お米を炊く時に一緒に入れて炊き上げた味付きご飯の事で、ピラフとは野菜や肉と一緒に生米をバターで炒めた後、スープで炊いたご飯の事。

- 詳しい解説 -

炊き込みご飯とは、具材や調味料を、お米を炊く時に一緒にお釜に入れて炊き上げた味付きご飯の事である。具材は生のまま入れたり、下処理したり加熱してから入れたり様々で、煮物やおでんをリメイクする為に刻んで炊き込みご飯の具とする事もある。米は洗って水を切る以外は何もしない。主に出汁やしょうゆでの味付けを基本とする和食として扱われる。炊き込みに限らず五品目具材が入ったご飯を五目御飯と言うが、関西では五目御飯を「かやく御飯」と呼び、炊き込みご飯と同じ意味で使う事もある。ちなみに炊き込まずに、既に炊いてあるご飯に具材を混ぜた物は「混ぜご飯」と呼ぶ。

ピラフとは、刻んだ野菜や肉、魚介類と一緒に、または別に生米をバターで炒めた後、それらをコンソメスープやブイヨンで炊いた洋食のご飯の事である。炒めた後そのままフライパン等で炊き上げる他、炒めた後は炊飯器に入れて炊き上げる事もある。