中傷と批評の違い

中傷と批評の違い

中傷と批評の違い

- 概要 -

中傷とは、根拠も無く他人の事を悪く言う事で、その人の名誉を傷つける事。批評とは、物事や作品等の良い所や悪い所等を指摘して、評価をする事や、その結果の事。

- 詳しい解説 -

中傷とは、根拠も無く他人の事を悪く言いふらしたりして、その人の名誉を傷つける事、またはその内容の事である。中傷する理由は、相手の評価を下げる為に行ったり、ただ傷つけるのを面白がったり、ストレス発散に気にいらない人に対して行ったり、嫉妬であったりと、主に自分勝手な物が多い。特にネットの様に自分の素場をさらさずに(自分だけ安全な場所から)、好き勝手に書き込みが出来る場では多く見られる。しかし、場合によっては例え根拠のある「真実」を持ち出して他人を貶める発言をし過ぎると、名誉棄損や侮辱罪の罪に問われる事もある。

批評とは、物事や作品等の良い所と悪い所等を指摘して、そのものを評価することや、その評価内容の事である。中傷とは違って、常識的な者が行えば根拠があっての評価で、悪い面ばかりを指摘する訳では無いのが最大の違いである。ただし、必ず明確な根拠がある訳ではなく、芸術作品等だと特に「私はこの様に感じた」という個人的な感覚やモノサシによる所も大きい為、客観性に欠ける批評になってしまう事もしばしば起こる。