調理人と料理人の違い

調理人と料理人の違い

調理人と料理人の違い

- 概要 -

調理人とは、国家資格である調理師免許を持っていて料理をする人の事で、料理人とは免許あるなしに係らず料理をする事を仕事としている人の事である。

- 詳しい解説 -

調理人とは、国家資格の調理師免許に合格している人で、更に料理する事を仕事としている人の事で、調理師と呼ばれる方が多い。調理師は有資格者以外が名乗ると罰せられる名称独占資格の為、飲食店で調理スタッフを募集する際(資格を必要としていない)、調理人募集という様に記載したりする。そもそも調理とは、料理を作る前の工程の事を言う為、一つの品を最初から最後まで作る訳ではなく、野菜を刻むだけ等料理完成させる上で一部工程のみを行う者の事を呼ぶ場合もある。

一方料理人とは、料理をする事を仕事としている人の事で、資格の有無関係無く勝手に名乗る事が出来る。資格は関係の無い物のため、自称しても何の罰則もない。この様に書くと軽い立場の様であるが、有名ホテルやレストランのシェフや板前も自らを料理人と名乗っており、決して軽いものだけではない。

ちなみに飲食店を開くのに調理師免許は必要無い。必要な資格は「食品衛生責任者」であり、1日で取得出来る。