適宜と適当の違い

適宜と適当の違い

適宜と適当の違い

- 概要 -

適宜とは、その場、その状況に合っているもの、行動という意味で、適当とは様々な条件に合っているものや度合いが丁度良いという意味。

- 詳しい解説 -

適宜(てきぎ)とは、その場やその状況に合っているもの、または合っている行動という意味である。または、個々人の状況に合わせて行動をする事。簡単に言うと、その状況において最善の行動という意味になり、必ずこうするといった決まりはなく、状況に応じて臨機応変にという事。例えば料理で材料について適宜と書かれていれば、材料の種類や量に見合った量、または切り方であり、特に調味料等味をみて、必要と思えば入れれば良いし、そうでないなら入れなくて良いという様な場合を表す。

一方適当とは、様々な条件に合っているものやふさわしいもの、度合いが丁度良いという意味である。手抜きやおおざっぱに済ませておく、そのへんでいいという様なゆるくていいかげんという意味もあり、使い分けたり聞き分けする時は相手に自分の意図した方の意味で伝わっているか、受け取れているか確認しておくと安心である。