協議と討議の違い

協議と討議の違い

協議と討議の違い

- 概要 -

協議とは、議案についてメンバー全員で話し合いをし、最終的に多数決等で結果を出す事で、討議とは、その問題についてメンバーで意見を出し合い、問題点の抽出等を行い、この内容が協議するに値するかを話し合う。協議とは違い結果は出さない。

- 詳しい解説 -

協議とは、議案についてメンバー全員で話し合いをし、最終的には多数決等で必ず結果を出すのが目的の会議の事である。主に問題を解決させる為の解決案についてや、対決策をどの様に行っていくか等を話しあう。共有の利益を得る為に行う協力的な協議や、互いの財産や望む条件を勝ち取るべく対立しつつ行われる離婚の為の協議(協議離婚)等がある。

一方討議とは、議題となっている問題等について、メンバーや関係者で集まって意見を出し合い、問題点の抽出等を行い、この内容が協議をするに値するかどうかを話し合う。協議とは違って、多数決等を行い結果を出したりはしない為、協議に比べると話題が堂々巡りになったりダレたりしやすい。多種多様な意見を引き出す為に、どんな意見でも尊重し、発言しやすい空気を作りつつ、皆で問題点の共有やすり合わせをしていく。