首相と党首の違い

首相と党首の違い

首相と党首の違い

- 概要 -

首相とは、主に大統領や天皇といった国家元首の下に置かれ、行政においてはトップの大臣となる立場である。党首とは、政党の最高責任者の事であるが、政党によって呼び方が違う。

- 詳しい解説 -

首相とは、主席宰相の略で、主に大統領や天皇といった国家元首の下に置かれ、行政においてはトップの大臣となる立場である。日本では内閣総理大臣がこれにあたる。任期は無いが、衆議院の総選挙の度に総辞職する事になる為、最長でも4年となる。場合によっては続投し、それ以上続ける場合もある。

一方党首とは、政党の最高責任者の事である。党によって党首の呼び方が違い、党首の他には代表、総裁、委員長といった呼び方がある。通常与党第一党の党首が総理に選ばれる。その為党首の任期が切れれば例え総理であっても再び党首に選ばれなければ、総理を交代する様な事が起きてしまい、日本の総理大臣がコロコロ変わる原因の一つと言われている。また、党首は一人とは限らず二人以上の党首を共同代表として置いている政党も存在する。