会長と頭取の違い

会長と頭取の違い

会長と頭取の違い

- 概要 -

会長とは、取締役である場合とそうでない場合があり、取締役である場合は社長を補佐したり、実質最高責任者である場合がある。取締役でなければ、ただの名誉職である事が多い。頭取とは、都市銀行や地方銀行における代表取締役の事である。

- 詳しい解説 -

会長とは、以前社長を務めていた人が社長の席を譲った後に就く名誉職的な立場であり、その場合は取締役では無い事が多い。取締役会長である場合は、社長に助言をしたり、場合によっては社長の人事に口を出したりと、実質の最高責任者の様な立場であるケース(院政)も見受けられる。頭取とは違い、銀行でも普通の会社でも呼び方や役割は同じである。

一方頭取とは、都市銀行や地方銀行、第二地方銀行における代表取締役の事である。つまり社長を頭取と呼んでいるだけで、他の銀行では頭取とは呼ばずに社長と呼んでいる。呼び方が違うだけで、仕事内容は普通の会社の社長と同じで、会社(銀行)の経営の舵を握っている立場の事である。代表取締役が二人いる場合は、頭取の他に副頭取が代表取締役を務めている。