すごくととてもの違い

すごくととてもの違い

すごくととてもの違い

- 概要 -

すごくとは、驚いてしまう程に程度がはなはだしい事という意味で、とてもとは、普通よりも大いに、という意味である。

- 詳しい解説 -

すごくとは、驚いてしまう程に、その程度がはなはだしい様子を表す時に使う言葉で、主に親しかったり立場が似通った、または目下の人との話し言葉として使用する。「とても」よりも驚きが大きく、程度が大きい表現となる。良い物に対しても、悪い物に対しても使われるが、「ひどく」という悪い意味も持っている為、「すごく残念だ」「すごく険しい」等、「とても」より望ましくない事をより強調する意味も強い。

とてもとは、普通よりも大いに、という意味で、話し言葉でも書き言葉としても使われる言葉である。すごくと似た意味ではあるが、話し言葉で使う場合は少々改まった言い方になる為、あまり親しくない人や目上の人と話す場合はすごくよりも、こちらを使う方が上品で丁寧な印象である。