内閣と与党の違い

内閣と与党の違い

内閣と与党の違い

- 概要 -

内閣とは、内閣総理大臣と国務大臣で組織されて国の行政を担当する機関の事。与党とは政権を握っている党の事で、総理大臣は勿論の事、国務大臣もほぼ与党および与党関係者から選ばれる。

- 詳しい解説 -

内閣とは、内閣総理大臣と国務大臣で組織されて国の行政を担当する、行政の最高機関で、国政の責任を負う組織である。内閣総理大臣も国務大臣も、全て文民(非軍人)でなければならず、半数以上は国会議員でなければならないと法によって定められている。

一方与党とは、政権を握っている党の事である。連立政権を作っている場合もあり、与党は一つとは限らない。総理大臣は勿論の事、国務大臣もほぼ与党および与党関係者から選ばれる。与党からしか選んではいけないという決まりは無いが、内閣のポストは与党の物という概念があり、野党の国会議員を指名すると、与党内から反発が起こり、指名された野党の議員も自分の党との兼ね合いから辞退すると考えられる為、現実的に起こり得ない。