何かと何らかの違い

何かと何らかの違い

何かと何らかの違い

- 概要 -

何かとは、特定は出来ない1つの事や物を意味し、何らかとは、「何がしか」や「いくぶんか」という意味である。

- 詳しい解説 -

何かとは、特定は出来ない1つの事や物を意味である。例文としては「何か飲み物でもお持ちしましょうか?」の様に、緑茶なのかコーヒーなのかお酒なのか分からないが、相手の返事次第で決まる場合に用いたり、「何か事情があるんだよ」の様に、どんな事かは分からないが1つの事情があるといった時に用いる。「何か」が必ず1つであるとは限らないが、「何らか」の方が複数形としてよく用いられる。

一方何らかとは、「何がしか」や「いくぶんか」という意味である。例文としては「何らかの事情があるんだよ」「これだけ頑張ったんだから、いくぶんか分け前はもらえるだろ」の様に、どんな事情(どれだけの分け前)かは分からないが、いくつかの事情(分け前)がある(もらえる)に違いないといった様な使い方をする。何かとは違い、複数の事物を表す事が多い。