何回もと何度もの違い

何回もと何度もの違い

何回もと何度もの違い

- 概要 -

「何回も」も「何度も」も、ある程度の回数にわたって同じ事を繰り返す事を意味する言葉である。ただ、何回もは、物事の初めと終わりがハッキリと分かる様な事に対して使い、何度もは、物事の初めと終わりがハッキリとは分からない様な事に対して使う。

- 詳しい解説 -

「何回も」も「何度も」も、ある程度の回数にわたって同じ事を繰り返す事を意味する言葉である。どちらをどの様に使っても、意味は通じる。

何回もは、物事の初めと終わりがハッキリと分かる(決まった手順がある)様な事に対して使う。例えば、「何回も跳び箱を飛んだ」や「何回おかわりすれば気が済むんだ」等、跳び箱は飛んで着地したら1回、おかわりは食べ終わった皿に料理をよそって1回と、明確にどうすれば回数が増えるか分かるものの為、何回もの方を使う。

何度もは、物事の初めと終わりがハッキリとは分からない様な、決まりきった手順が無い事に対して使う。例えば、「何度だってやりなおせる」「何度やっても出来ない」等、その手順がハッキリしないもの。何回も、より少し固い表現になる。