逃がすと逃すの違い

逃がすと逃すの違い

逃がすと逃すの違い

- 概要 -

逃がすとは、意図的に捕まえない事や、捕まえていた物や拘束されている物を解放する事で、逃すとは捕まえる事や、機会を失ってしまう事である。

- 詳しい解説 -

逃がす(にがす)とは、捕まえるべき対象が近くにいるにも関わらず、意図的に捕まえずにいる事である。また、捕まえていた物や、自分が捕まえていた訳では無いが、何者かによって捕まっていた物や拘束されている物を解放する事も意味する。その他、「逃す」と同じ様に、捕まえるべき対象の捕獲に失敗した事も意味する。例文としては「罠にかかった動物を逃がす」「部屋にこもった熱を窓を開けて逃がす」といった使い方となる。

逃す(のがす)とは、捕まえるべき対象を捕まえる事が出来なかったり、チャンスやタイミングといった機会を失ってしまう事である。「逃がす」の様に敢えて捕まえないという意味や、解放するといった意味は無い。例文としては「せっかくのチャンスを逃してしまった」「逃した魚は大きかった」「最終電車を逃す」といった使い方となる。