〜あたりと〜につきの違い

〜あたりと〜につきの違い

〜あたりと〜につきの違い

- 概要 -

〜あたりとは、全体を前に述べた物事や時間で割った場合という意味で、〜につきとは、前に述べた物に対して後に述べる分量をどれだけ割り当てるかという意味。

- 詳しい解説 -

〜あたりとは、全体(全量がまだ不明の分も含む)を前に述べた物事や時間で割った場合(その結果)、どれくらいの分量になるのかという意味である。例えば「1グラムあたり100円」「おひとり様あたり2袋までの限定品となっております」「一ヶ月あたりの家賃は5万円になります」「赤ちゃんの体重が1日あたり20グラムずつ増えている」といった使い方をする。

一方〜につきとは、前に述べた物に対して後に述べる分量をどれだけ割り当てるかという意味である。例えば「1グループにつき5個ずつ案を発表してもらいます」「一台につき5千円ずつ駐車料金を徴収します」といった使い方をする。〜につきを使う場合は、後ろに示した割り当て分量の後に「ずつ」を付けるのが特徴である。