熱帯低気圧とハリケーンの違い

熱帯低気圧とハリケーンの違い

熱帯低気圧とハリケーンの違い

- 概要 -

熱帯低気圧とは、熱帯や亜熱帯地方で海面が温められ蒸発し、それが空へと昇って行き空気が渦を巻いて出来る低気圧の事で、ハリケーンとはメキシコ湾付近や太平洋南部、北東部、北中部で発生した熱帯低気圧の事。

- 詳しい解説 -

熱帯低気圧とは、熱帯や亜熱帯地方で海面が温められ蒸発し、それが空へと昇って行き、その下に空気が入り込む事によって渦を巻きはじめて出来る低気圧の事である。回転しながら移動し、熱された海水の熱によってどんどん大きくなっていく。強い風や雨を伴う事が多く、陸地に直撃すればその規模によっては大災害が起きてしまう。

ハリケーンとは、熱帯低気圧の一種である。特に大西洋・北太平洋東部で発生し、最大風速が64ノットを超える熱帯低気圧の事を呼ぶ。熱帯低気圧は、発生する場所で呼び方が変わり、インド洋付近では「サイクロン」、オーストラリア付近では「ウィリーウィリー」、北西太平洋や南シナ海付近では「タイフーン」と呼ばれている。いずれもただの熱帯低気圧ではなく最大風速等の基準を超えたものがその様に呼ばれる。