骨折と捻挫の違い

骨折と捻挫の違い

骨折と捻挫の違い

- 概要 -

骨折とは、骨に外からの強い力や圧力がかかった為に折れてしまった状態の事で、捻挫とは骨には問題が無いものの、骨と骨を繋ぐ関節を損傷したり、その周りの靭帯や腱を痛めてしまった状態の事である。

- 詳しい解説 -

骨折とは、骨に外部からの強い力や圧力がかかってしまったり、元から骨にヒビが入っていた状態で治りきる前に動かしてしまって、骨が破裂、折れてしまった状態の事である。骨折してしまった部位は自分で動かす事は出来ず、変形や腫れ、熱感があり、折れた部分に強い痛みを感じる。治療にかかる期間は、骨折の状態や骨のずれ具合にもよるが、骨が繋がるのに1、2ヶ月程かかり、さらに折れる前の骨の固さに戻るまでに更に数ヶ月かかる。

捻挫とは、骨には問題が無いものの、骨と骨を繋ぐ関節を損傷したり、その周りの靭帯や腱を痛めてしまった状態の事である。骨折とは違い動かす事は出来るものの、鈍く重い痛みが走る。また、内出血や腫れ、熱感を伴う事も多い。突き指やギックリ腰、むち打ちも捻挫の一種とされる。軽度であれば患部を冷やしたり極力動かさない様にする等して自然治癒する事も可能で、骨折に比べると完治までかかる時間は短め。