納入と納付の違い

納入と納付の違い

納入と納付の違い

- 概要 -

納入とは、物品または金銭を納めるべきところに納めるという意味で、納付とは公的機関に税金等を納めるという意味がある。

- 詳しい解説 -

納入とは、物品や金銭を納めるべきところに納めるという意味である。「入会費を納入する」「家賃を納入する」「商品を納入する」「納入先の企業」といった使い方をする。また、地方税法上本来個人が納めるべき納付義務者ではなく、その個人が勤める会社(特別徴収義務者)から住民税等の税金が納められる事という意味がある。

一方納付とは、公的機関(国、都道府県、市町村関係の施設等)に税金などを納めるという意味で、そういう場合に使われる。また、「納入」とは違って、納付義務者本人が納める。「納付すべき税額」「多額の税金納付者」「税金の納付期限」「市税をコンビニでも納付できる」といった使われ方をする。物品を納付するという事は無く、金銭のみである点でも納入とは意味が違う。