配水管と排水管の違い

配水管と排水管の違い

配水管と排水管の違い

- 概要 -

配水管とは浄水場で綺麗にした水を、配水場等を通して各家庭へと配る為の管の事で、上水を扱う。排水管とは不要な水を排除する為の管の事で、下水を扱う。

- 詳しい解説 -

配水管とは、浄水場で飲める位に綺麗に処理した水をためておいた浄水池や配水場から、各家庭へと水を配る為の管の事である。その為、配水管の中を流れる水は上水となる。厳密に言えば、配水管から更に給水管へと分岐し、各家庭の水道へ繋がっている。

一方排水管とは、各家庭や工場から出た汚水や、道路に流れこんだ雨水等を排除する為の管の事である。その為、排水管の中を流れる水は下水となる。排水管にも種類があり、トイレからの汚水が流れる排水管、キッチンや風呂等の雑排水が流れる排水管、雨水を下水に運ぶ排水管の主に3種類である。それぞれ流れる水と混じるゴミに特徴がある為、それに合わせた外径の管を選んで設置されている。また、臭いが逆流してこない様に少し水が溜まって蓋の役割をするトラップと呼ばれる形に曲げられている事が多い。