押し麦とハト麦の違い

押し麦とハト麦の違い

押し麦とハト麦の違い

- 概要 -

押し麦とは、大麦の外皮を除去して蒸気で加熱後、ローラー等で平らにし乾燥させた穀物の事で、ハト麦とはイネ科の一年草で、漢方や茶、化粧品等に利用される穀物の事。

- 詳しい解説 -

押し麦とは、大麦の外皮を除去して蒸気で加熱後、ローラー等で平らにし乾燥させた穀物の事である。うるち性の特性をもった品種である。そのままだと水を吸いにくい性質がある為、平らにして水を吸いやすくしている。食物繊維やタンパク質、ミネラルが豊富で、食べるともちもちとした食感の中にプチプチとした独特の歯ごたえがある。

一方ハト麦とは、イネ科の一年草で、漢方や茶、化粧品等に利用される穀物の事である。鳩が好んで食べる事からこの名前が付いたとも言われている。皮を剥いだ種をヨクイニンと呼び、古くからイボとりの力があるとされ、漢方としても利用されている。長期の服用が必要だが、水いぼ等、除去するには数が多く痛みを伴うイボには特に有効であるとされる。穀物の中では比較的タンパク質を多く含む。ほくほくとした食感で甘味がある。