光とレーザーの違い

光とレーザーの違い

光とレーザーの違い

- 概要 -

光とは、単一波長ではなく複数の波長を含む、人の目で明るさを感じる事が出来る電磁波の事で、レーザーとは、人工的に作られた単一波長で、拡散せずに広がらない電磁波の事。

- 詳しい解説 -

光とは、単一波長(一色)ではなく、複数の波長(複数色)を含み、人の目で明るさを感じる事が出来る、可視領域の電磁波の事である。拡散性がある為、広く広がり広範囲を明るく照らす事が出来る。様々な波長の集合体である為、レンズを用いて一点に光を集中させるのは限度があり、エネルギーの集中力はあまり高くない。

一方レーザーとは、人工的に作られた単一波長(一色)の強度の強い電磁波の事である。可視光とは限らず、紫外線や赤外線といった見えない電磁波も含まれる。指向性が高く光が広がらずに強い光を集中した点に当てる事が出来る。レンズを用いて一点に集中させる事が可能で、エネルギーの集中力が高く、光は集中させても紙を焦がす程度だが、レーザーなら金属をも溶かす事が出来る。