悲壮感と悲愴感の違い

悲壮感と悲愴感の違い

悲壮感と悲愴感の違い

- 概要 -

悲壮感とは、悲しみに包まれている中でも、頑張ろうとしている様な状態が見て取れる様子の事で、悲愴感とは、ただただ悲しみに包まれた絶望的な様子の事である。

- 詳しい解説 -

悲壮感とは、悲しみに包まれている中でも、頑張ろうとしているりりしかったり、健気な状態が見て取れる事である。または、どんなに頑張っても良い結末は迎えられないと本人や周囲が思っているにも関わらず、それでも頑張っている様な状態の事を指す。行動や気持ちに自主性がある分、比較的回復も早く挽回する望みもある。

一方悲愴感とは、ただただ悲しみに包まれた絶望的な様子の事である。悲壮感の様な、それでも気丈にふるまったり頑張ったりする様子は無く、ひたすらに悲しくいたましい様な状態の事を指す。本人の気持ちとは裏腹に、本当に悲しく辛い状況に追い込まれてしまってこの様になってしまう場合と、さしたる悲惨な状況で無いにもかかわらず、自らこの様な感情に浸っている場合もある。どちらにせよ、悲しみにどっぷりと浸かっている状態なので、回復するまで時間を要する。