付随と付属の違い

付随と付属の違い

付随と付属の違い

- 概要 -

付随とは、その物が他の物に付き従う様な関係で、主となる物の影響を受けているという意味で、付属とは、その物が主となる物の一部となって付き従う様な関係であるという意味である。

- 詳しい解説 -

付随とは、その物が他の物に付き従う様な関係であり、主となる物の影響を受けているという意味である。つまり、主となるAが起きる事により、その流れでBが起きるという様な関係性を指している。例えば、「製品のリコールや、それに付随する訴訟問題」といった使い方をする。


付属とは、その物が主となる物の一部となって付き従う様な関係であるという意味である。学校関係でよく見られ、主となる大学や高校に付属する高校や中学校などを、付属学校と呼ぶ。この場合は中高一貫教育を目的としたり、早くから自校の校風に合う生徒を育てる目的で作られている事がある。その他では、付属品等、本体とは別についてくる物の事を言い、例えば携帯電話を買えば携帯用ストラップがついていたり、掃除機を買ったら布団専用ノズルがついてきたりと、それ単体では機能しないが主となる買った物と一緒に使う事で機能する品を付属品と呼ぶ。