補完と補足の違い

補完と補足の違い

補完と補足の違い

- 概要 -

補完とは、十分でない所や足りない所、欠けている所を補って完全な物にする事で、補足とは不十分な所を付け足す事である。

- 詳しい解説 -

補完とは、十分でない所や足りない所、欠けている所を補って完全な物にする事である。未完成な物に追加や不足分を補う事で完成、完全な物にする。何を持って完成とするかは時と場合によるが「品質の高い製品を作る事が出来るが宣伝力の弱いA社と、製品作りはいまいちだが広い宣伝力を持つB社が統合し、双方の強みと弱みを補完する」の様に、弱い部分を他の強みで埋める様なものを完全とする場合が多い。

一方補足とは、不十分な所を付け足す事である。補完とは違って、補足する事で必ずしも完全になるとは限らない。補足説明等、不足しているという事もないが、これも知識として付け足しておくとより分かりやすいと思われる説明を追加したりといった、元の質や分かりやすさを高める補助的な意味で行われる事が多い。