トロンボーンとホルンの違い

トロンボーンとホルンの違い

トロンボーンとホルンの違い

- 概要 -

トロンボーンとは、金管楽器の一種で管の一部をスライドする事で音程を決める楽器の事。ホルンとは、金管楽器の一種で、レバーの組み合わせで音程を決める楽器の事。

- 詳しい解説 -

トロンボーンとは、金管楽器の一種で管の一部をスライドする事で音程を決める楽器の事である。楽器自体に長さがあり、その上管をスライドするので演奏する時はある程度の広さが必要となる。他の楽器の様にピンポイントで決まった音を出すのではなく、スライドして音を決める為、弦楽器の様に滑らかに音を変える事も出来る。中低音を担当する事が多い。トランペット程ではないが、メロディラインを担当する事も多い。

一方ホルンとは、金管楽器の一種で、レバーの組み合わせで音程を決める楽器の事。柔らかい低音が特徴で、メロディラインを担当する事は少ないが、他の楽器と程よく調和する為オーケストラでの出番はかなり多いが、柔らかいだけでなく力強い音を出す事も出来る。管自体は実は長いのだが、ぐるぐるとかたつむりの様に巻いている為、トロンボーンの様に演奏時に広さを必要としない。演奏時、実はベル(音の出る場所)は観客側ではなく壁の方を向いており、壁に当たって角がとれて丸くなった音を聴かせるという珍しい楽器である。