住所と本籍の違い

住所と本籍の違い

住所と本籍の違い

- 概要 -

住所とは、現在住んでいる所を市町村と番地で表したもので、通常は住民票に記載してあるものと同じ所である。一方本籍とは、住んでいる場所に関係なく戸籍を置いてある場所の事で、日本国内であれば縁も所縁も無い場所でも問題ないもの。

- 詳しい解説 -

住所とは、現在住んでいる所を市町村と番地で表したもので、通常は住民票に記載してあるものと同じ所である。引っ越しをした場合は、新しい土地に住民票を異動させる事が義務であり、これを怠ると罰則を受ける事がある。ただし、あくまで仮住まいで生活拠点は元の住所であったり、引っ越し先を拠点とするのが1年未満と決まっている場合はこの限りではない。

一方本籍とは、住んでいる場所に関係なく戸籍を置いてある場所の事で、日本国内であれば縁も所縁も無い場所でも問題ないものである。おおむね生まれて戸籍を作った時の住所が本籍になっている。海外に住めば日本にその人の住所は無くなるが、本籍は日本に残ったままである。国内のどこにしても良いとはいえ、戸籍に関しての手続き等を行う際には、本籍を置いてある役所に届け出ないといけない為、あまり現住所と遠い所等にすると不便な事もある。住所=本籍でなくて良いので、引っ越しする度に変更手続き等をする必要は無い。本籍は、戸籍や住民票等を探すためのインデックスの様な役割を担うものである。