偶然とまぐれの違い

偶然とまぐれの違い

偶然とまぐれの違い

- 概要 -

偶然とは、思いがけずに起こった事や、確率の低い事が重なって起きたといった意味で、客観性が強い。まぐれとは、たまたま良い結果が起きる事を意味する。

- 詳しい解説 -

偶然とは、思いがけずに起こった事や、確率の低い事が重なって起きたという意味である。起こり得なかった可能性もある事柄に対して使い、客観性が強い=誰もがそうである(この場合は起こらない可能性もあったのに、思いがけず起こった)と納得出来る事。偶然よりも更に起きる可能性が低いであろう事や、その上で望んでいた事が起きた場合は「奇跡」と表現される事がある。

一方まぐれとは、たまたま良い結果が起きる事である。「紛れ」と書く。偶然は、良い結果以外に対しても用いられる表現だが、まぐれは良い結果に繋がる偶然にのみ用いられるのが特徴である。「まぐれで成功する」「素人がホームランを打つなんて、まぐれに決まっている」といった使い方をする。良い結果を出して謙遜する時に「まぐれですよ」と言う事もある。