寝違えとむちうちの違い

寝違えとむちうちの違い

寝違えとむちうちの違い

- 概要 -

寝違えとは、無理な姿勢をしていた等、寝方が悪かったが為に首や肩の筋に負担がかかってしまって痛む事。むちうちとは、自動車事故等に遭った際に、首回りの組織を痛めてしまって起こる、頭痛やしびれ、めまい等の症状の総称。

- 詳しい解説 -

寝違えとは、無理な姿勢をしていた等、寝方が悪かったが為に首や肩の筋に負担がかかってしまって痛む事である。首が捻挫している様な状態になっており、寝ている間に起きる事なので、朝起きてからその痛みで気付く事が多い。原因こそ違うが、軽度のむちうちと同じ状態である。通常は2、3日すれば自然治癒するが、長引く事もある。

一方むちうちとは、自動車事故等に遭った際や、ぶつかりこそしなかったが急停車等を行った際に、首回りの組織を痛めてしまって起こる、首や背中、肩等の痛み、頭痛や手足のしびれ、めまい、吐き気、食欲不振等の症状の総称である。「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」とも呼ばれる。治療には約3か月程の期間が必要となり、主な治療法は針やカイロ、整体等で、長期間通院を続けなければならない。また、後遺症の心配も出てくる為、無理は禁物である。