- 概要 -
未明とは、午前０時から午前の３時頃までの事で、夜明けとは、日の出前の空がうっすらと明るんでくる頃の事である。
- 詳しい解説 -
未明とは、気象庁によると午前０時から午前の３時頃までの事である。人によっては午前３時から日の出前とする事もあり、ＮＨＫが行った意識調査では午前２時〜４時を未明とする人が多かった。この様に個人の感覚によって差があり、あまり統一性は無い模様。いずれにしろ夜明けとは違って、太陽はまったく昇ってくる気配すら無い暗闇の時間を指し、深夜と表現する事も出来る。
一方夜明けとは、夜が明け、日の出前の空がうっすらと明るんでくる頃の事である。そこから「物事の始まり」や「悪い物事には必ず終わりがあって、次の事が始まる」という意味もあり、「明けない夜は無い」等と言われる事がある。移動する際、街灯が無くても少しずつ見えやすくなってくる為、夜の行動は控えたいが早めに行動を開始したい場合等に「夜明けと共に出発する」と言ったりする。未明と違って、空の明るさが基準となり分かりやすいが、住んでいる地域によって時間はバラバラになるとも言える。