孤児院と養護施設の違い

孤児院と養護施設の違い

孤児院と養護施設の違い

- 概要 -

孤児院とは、両親を失った子供等、養育してくれる親族がいない場合に入居し、扶養、教育を受ける施設の事。1947年児童福祉法により養護施設と改称され、更に1977年に児童養護施設と改称され現在に至る。

- 詳しい解説 -

孤児院とは、両親を失った子供や、貧困を理由に捨てられた子供等、養育してくれる親族がいない場合に入居し、扶養、教育を受ける施設の事である。世界中にこの様な施設が存在しており、個人で運営しているものや、宗教団体、社会福祉法人等が運営している物等がある。現在日本では名前が改称された為、孤児院というものは存在しない。

養護施設とは、現在の児童養護施設の事である。1947年児童福祉法により孤児院が養護施設と改称され、更に1977年に児童養護施設と改称され現在に至る。孤児院同様、養育してくれる親族がいなかったり、親は生きてはいるものの、経済的に子供への最低限の養育が困難であったり、親がうつ等の病気を抱えている為子育てがまともに出来ない場合も保護の対象となる。