マルクスとルソ―の違い

マルクスとルソ―の違い

マルクスとルソ―の違い

- 概要 -

マルクスとは、ドイツ出身(当時はプロイセン王国)の哲学者であり社会学者。「科学的社会主義(マルクス主義)」を打ち立てた。ルソーとは、ジュネーブ共和国出身の哲学者の事で、著書「社会契約論」が有名。

- 詳しい解説 -

マルクスとは、カール・ハインリヒ・マルクスというドイツ出身(当時はプロイセン王国)の哲学者であり社会学者の事である。1818年生まれ。ブルジョア社会の批判、資本主義社会の矛盾、社会主義社会が生じる必然性等を説いている。また、社会変革は、労働者階級によって実現されるとしている。ルソーとは違って、経済的に進歩せよと訴えている。

ルソーとは、ジャン=ジャック・ルソーというジュネーブ共和国出身の哲学者の事で、著書「人間不平等起原論」「社会契約論」が有名である。1712年生まれ。活躍したのは祖国では無く、主にフランスであった。マルクスとは違って、経済的に原始へ回帰せよと唱えている。マルクスは死後、その思想に注目が行ったのに対し、ルソーは存命中から注目を集め、また大きな影響力を持っていたとされる。