講師と助教諭の違い

講師と助教諭の違い

講師と助教諭の違い

- 概要 -

講師とは、公立の学校に限って言えば、教員免許は取得しているものの、教員採用試験には合格をしていない者の事。助教諭とは、普通教員免許より少ない単位で取得できる臨時免許所有者の事で、普通免許を持つ者の穴埋め等の役割を担っていた。

- 詳しい解説 -

講師とは、公立の学校に限って言えば、教員免許は取得しているものの、教員採用試験には合格をしていない者の事である。もしくは専門学校、塾や予備校、各種セミナー等で、常時そこで雇われている者、または必要なコマ数だけ一時的にその場所で講義を行う者の事を指す。教員免許を所持していない者も多く、そのかわり本職の専門知識を生かした高度な講義を行っている場合が多い。

一方助教諭とは、普通教員免許より少ない単位で取得できる臨時免許所有者の事である。育児休暇中の教諭や、一時的に教諭が足りなくなった時等に、その穴埋め等の役割を担っていた臨時教諭の様な立場で、雇用状態は不安定。戦後間もない頃は、普通教員免許を持つ者が足りなかったりした為に重宝されたが、現在では教員免許を所持している者も教員を目指す者の多くいる為、あまり需要は無い。