図工と美術の違い

図工と美術の違い

図工と美術の違い

- 概要 -

図工とは、小学校の科目の一種で、絵を描いたり立体的な工作をしたりする事。美術とは、中学以降の科目の一種で、図工から工作的要素を排除し、図画や芸術的立体表現に特化したものの事。

- 詳しい解説 -

図工とは、図画工作の略称である。小学校の科目の一種にもなっており、自由に、またはお題に沿って絵を描いたり、立体的であったり仕掛けのある様な工作等をしたりする事。感情を言葉以外で表現したり、色遣いや道具の使い方等を試行錯誤しながら、勉強とは違って比較的自由に行っていく。また、目的とする物を目指して、その通りに作り上げていく練習も兼ねている。

一方美術とは、中学以降の科目の一種で、図工から工作的要素を排除し、図画や芸術的立体表現に特化したものの事である。または学校は関係なく、芸術の一分野でもある。図工より、より技術や表現力が必要とされ、ただやりたい様にやるだけではなく、どの様にすれば効果的に作品に込められたメッセージが届くのかといった事も学ぶ。